店主が趣味で制作した「モンキー・カスタム」と、新車のまま存在する「ホワイト・DAX」です。

モンキー・カスタム Z50J (3型)

1985年Z50J3型が当店に入庫してきました。
しかし・・・見るも無残な状態で、部品取りに近いモノがありました。
このままでは、可愛そう(T_T)と決心し、カスタムを着手しました。
イメージとしては「70年代の族車風」に仕上げたかった。
それには、「ブラック&シルバー」がピッタリではないかと・・・
で、出来上がったのが、写真右上の「モンキー・カスタム」です。
カスタム仕様個所
タンク/フレーム(外装) ブラックペイント 
エンジン ノーマル(ポリッシュ加工)下記を参照 
アルミパーツ ポリッシュ加工(各部ホルダー・ブレーキ)
カスタムパーツ 8インチアルミホイール・F/Rフェンダー・TLシート
            ショート管・グラブバー・Rサイドカバー・エアクリ
            ZUミラー・TZグリップ・バーエンド・テール台・
エンジンのポリッシュ加工苦労話は、下記に書いてあります!
常時展示してありますので、みなさんの参考にして下さい。

ホワイト・ダックス ST50スポーツUタイプ

70年代を代表する名車といえが「ダックスは欠かせないでしょう。
ダックスの中でも、一番オシャレなのが、この「ホワイト・DAX」
今となっては大変貴重な「
花柄」シートが目立ちます。
実はこのDAXは、
新車なんです!当時モノ
このDAXは、某ショップの倉庫に新車から、ず〜っと眠っていました。
また、同じくして「シャリー初期型」も新車で発掘され、
今は、親切な方の所へ嫁いで行きました。
入庫当初は、シートに新車ビニールが被せてあった程です。
長年の冬眠により、多少のサビや色あせ・はありますが綺麗です。
このDAXは、1972年頃のモデルです。

匠の技・・・こだわり職人芸!ポリッシュ仕様・エンジン



エンジンはノーマルでもお金を掛けずにカスタムしたい・・・それには
ポリッシュしかありません!カスタムは心意気ですよ!
お金を掛ければ何でも出来る世の中。しかし、時間と手間を掛け
エンジン丸ごと仕上げたポリッシュ加工。これはもう芸術です・・・?
リューターで表面研磨、バリ加工後にペーパー掛けを4工程、
コンパウンドを3工程して、仕上げはコーティングして終了。
ヘッド部のフィンは、爪楊枝や割り箸で総攻撃してヤッツケました。
とにかく暇な時間は、この作業でつぶれましたよ!
制作まで、毎日続けて3ヶ月かかってます(T_T)
鏡面仕上げしたエンジンの輝きは最高にいいものです。

店主の自慢・・・こだわりの自転車登場(^o^)丿 70’の熱き思いを蘇れ!
YAMAHA MOTOBIKE
ヤマハ           モトバイク
1970年代に、ヤマハ発動機より発売された「モトバイク」という自転車です。
知ってる人は知ってるが、知らない人は全然知らないのが、この「モトバイク」。今ではMTBや普通自転車に「サスペンション付き」が支流ですが、当時は画期的な商品でした。自転車にサスペンション?誰もが疑っていました・・・まだ、日本には「BMX・MTB」の無かった時代です。
そういった意味では、日本BMXの先駆者かもしれません。当時は、堤防や階段などで遊んだもんです。ジャンプやウイリーを・・・クッション付きで痛くもかゆくもありません!そんな、思い出のある「モトバイク」ですが、今では希少車?珍車?とも言える貴重な自転車である。
この「モトバイク」は、友人の自宅倉庫より発掘されたのを譲り受けレストアしたモノです。手元に来た状態は、原型が多少残っている程度で、それはひどい状態でした。発売からすでに20年近く経っていましたので、「ま〜仕方ないな〜」って感じでした。とりあえず、すべてをバラしての作業。
それと、何と言っても部品の確保が重要課題でした。一般の自転車用では供給出来ない部品が多いのが難点で、新品部品はメーカー在庫がほとんど有りません。使える部品は、再生(磨き・塗装)でカバー。無い部品は、似たような部品で代用。
その結果・・・何とか完成しました!!(^o^)丿
レストア内容は、
 ・フレームは再塗装(元色を表現)
 ・新品部品(サドル、フロント&リヤーフェンダー)メーカー在庫で後期型
 ・リムは、フロント(元々を磨き)リヤー(新品)スポーク新品
 ・フロントフォークは、オイル入れ替え、ボトム部分磨き&クリアー塗装(インナーはサビがひどくダストブーツで保護)
 ・リヤーサスは、磨き&塗装
 ・シートポストは、シルバー塗装
 ・ブレーキF/Rは、分解整備とハブは磨き&塗装
 ・チェーンは新品、ケースとクランク&ペダルは元々を磨き
 ・ハンドルは、スズキバンバン50を流用(グリップはOGK自転車用)新品
 ・フレームのセンターパイプにあったエンブレム(ステッカー)はヤフオクでGETしました!)

今なら、オークションで部品や車体も入手出来ますが、レストアした時代には無かったんですよね・・・
当店のマスコットとして展示してありますので、興味のある方は一度見に来て下さい。
また、趣味の「マニアの館」バイシクル・モトクロスでも詳しく紹介致します。是非クリックして下さい。